読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

70%

暇つぶしになる記事があればこれ幸い。

Google web fonts

【コミックエッセイ】お弁当に苦労する女子に捧げる「今日も朝からたまご焼き」

本の紹介・感想

【スポンサードリンク】

小窓です。 

今日も朝からたまご焼き [ 森下えみこ ]

価格:1,026円
(2016/6/20 20:14時点)
感想(0件)

読んだ感想

この本は、お弁当作りを頑張りたい28歳のOLが、技術向上とモチベーション維持のために、日々人知れず努力するというコミックエッセイです。
料理が決して得意とは言えない人には、あるある満載のエピソードばかりで楽しく読めます。
だって、お弁当の失敗談や苦労話って、レシピ本には載ってないじゃないですか。(当然だけど)

お弁当のレシピ本は見てる分には楽しいけれど、途中で必ず「私には無理だな…」と思えてきます。
世の中の女性がみんなすごいお弁当を作っていて、まるでそれが標準かのように見えてくる。
そして自分の技術の無さを省みて、恥ずかしくなり静かに本を閉じる、というのがお決まりのパターンでした。

しかし、この本は違いました。「お弁当の本」と言うよりは「お弁当作りを継続するための本」。
モチベーションを保つために最適な一冊であると言えます。
 

共感できたポイント

著者の森下えみこさんの過去の作品を見ると、いわゆる妙齢女性の焦りや不安をコミカルに取り上げたものが多いです。
大声で言うほどではないけど、日々感じる喜びや愚痴など、リアルな30代女性を描いていて、「女性の本音」を伝えるのに長けた作家さんです。
その中で、あえて料理に四苦八苦する女性に目線を置いて、お弁当作りを頑張ろうとする姿勢に共感しまくりました。

自分の作ったお弁当に、それほど周囲が興味を持つわけでもない。
でも全くスルーされるわけでもないから、ついつい見栄を張りたくなっちゃう。そんな微妙な女性の心理を見事に突いているなぁと思いました。
 

小窓のお弁当体験談

f:id:santonikaku:20150612110750j:plain
小窓はド級の不器用女なので、料理も当然苦手です。
そんなんだから、あまりお弁当作りに興味を持つことはなかったのですが、初めて自分にお弁当を作った時のことは覚えています。

あれは社会人になってからしばらく経った頃。
周囲の女子社員たちが自作のお弁当を持ってくることが多くなり、ちょっと真似してみたくなった。まさに、この本と同じ状況でした。

お弁当作るためには、まずお弁当箱を買わなければいけないんですけど、買いに行くと意外と高くてびっくりしますよね。
曲げわっぱなんて、ン万円するんですよ!
そこまで良い物は買えないので、結局適当に安いのを買いました。

継続できる自信もなかったので、あまり投資できなかった…。
それもまた弱い気持ちの表れですね。

作ってみて初めて、弁当箱の有限さを感じたと言いますか、食べたいものだけ入れればいいわけじゃないんだ、これはセンスが問われる作業なんだ、と気がつきました。
その難解さに嫌気がさして、お弁当を作ることはやっぱりすぐ辞めてしまいました。幸い勤め先近くにコンビニもありましたし、不便を感じることはなかったのです。

そう、結局お弁当作りは「楽な方に流される」。
お弁当を作るのも1つの仕事ですから、自分だけのお弁当のために、そこまで労力使えないわけですよ。
と言うか、持続しないんですよ。

お弁当作りに必要なのは料理の技術よりも継続する力だと思います。
コンビニやスーパーで買ってくるものは、毎日食べていればいずれ飽きます。コンビニはいつも同じ味のものを提供してくれますが、自分で作ったお弁当は、日によって味付けが違います。そのせいで、飽きずに食べられるのかなと思います。

なので、また新たにお弁当作りを再開しようと思います。
この本を読んで、また頑張ってみよう。

まずはお弁当箱探しから!