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【しくじり体験記】進路に悩む10代へ。なりたい職業は?なんて考えるのはやめよう。

コンプレックス

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小窓です。
前回のしくじり体験記に続く第二弾です。

現在進路で悩んでいる方たちに対して、反面教師ヅラして語ってみようと思います。 

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私は何をしくじったのかと言うと「進路決めを先延ばしにしたせいで、なりたい職業を見失った」。
将来設計がなく何も手にすることができなかった私が「こうなるなよ!」というアドバイスしたいと思います。

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中学生:「進路」と「受験」が噛み合わない期

夏が終われば秋が来るように、中学生が終われば高校生になる、くらいの考えしかなかった中2の私。
その先の未来なんて全く考えていなかった。

なりたくないのはどこにでもいるような普通の人。サラリーマンとかOLとか主婦とか、絶対イヤだな~と思っていました。

当時はマライアキャリーばかり聴いてたので、進路希望の用紙には「通訳になってマライアキャリーと一緒に世界中を飛び回りたい」と書きました。
そもそも通訳の仕事が何なのかもよくわかっていなかったけど。
通訳と添乗員の仕事もごっちゃになってたけど。
もっと言うと、ただマライアに会ってみたいだけだったけど。

幸か不幸か英語が得意科目だった私に、学年主任が高校の英文科への推薦状を書いてくれました。
当時、その学科は受験倍率は驚異の0.7倍。受験日に迷わず辿り着ければ受かるような定員割れ。

そこに推薦してもらうことになった。
面接日まで何の勉強もしなくていよ、と言われたのと同じです。

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実は、私の本当の志望校はもう1つランクが上の進学校でした。
しかし、受験生を受け持つのが初めてだった当時の担任が

「お前は絶対落ちる!卒業式で泣きたくないだろ!100%安全圏の英文科にしとけ!」
と守りに入った。

「泣きたくないのは先生でしょ(笑)」と言ったら頭を殴られました。
が、先生にそう言われたらランク落とすしかないよね。
勉強したくないしちょうどよかった。
そんな安易な気持ちで楽な方に流されてしまったのです。
 

高校生:遊ぶ時間をゲットだぜ期

高校に入学した後、私はバカグループの一員になります。 
万引きして夜遊びしてパー券配って○○して(自粛)、ひたすらひたすら遊んでいました。

健全な遊びも悪い遊びも全部高校生の時にし尽くした。
田舎の女子高生ですから遊びもたかがしれてるけど、今思うとバカすぎて泣けてくる。

私は小学校3年から中学3年までずっとハードな運動部に入っていたせいで、放課後も土日もずっと練習で休みが1日もありませんでした。
家に帰るのはいつも8時過ぎ。
アニメもドラマの再放送も終わっていて、夕飯を食べてお風呂入って宿題したらもう10時。あとは寝るだけ。

そんな生活を6年も続けていたことで「遊びたい!」を卒業できないまま高校生になってしまったのです。
その反動で、高校3年間はとにかくずっと遊んでました。

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そんな中で高校2年生になって初めての進路相談。
「将来何になりたいんだ?」と言われても全く先が見えずに「どうしましょう」と先生に逆に聞いた。

クラスで一番進路を決めるのが遅かった私は高校3年生になって、担任とずっとずっと話し合っていました。とても良い先生で、どうしようもない私にずっと付き合ってくれた。

「今一番、習ってみたいことはなんだ?」と聞かれたので「裁縫を習ってみたい」と言ったら、家政科のある大学や短大を教えてくれたり。
「音楽も勉強したいかも」と言ったら音楽の専門学校のパンフレットを取り寄せてくれたり。

全部趣味の域を出ていないものですが、「将来何になりたいかよりも何を学びたいかが大事だ」と先生は言いました。  

結局、ミステリー小説が好きだから心理学を学びたいと言ったことがきっかけで「心理学コース」がある短大への受験が決まりました。
国語の成績は良かったので推薦状も書いてもらえて、また受験せずに進学してしまいます。

短大生:なりたい仕事=就職先ではないことを知った期

短大では初めての1人暮らしも始まって、毎日毎日浮ついていましたが、心理学の勉強は面白かった。
出すレポートは評価良かったけど、それ以外の科目は全部落とした。
理由?ん~、興味が持てなかったから?(゚∋゚)

進級するための補習になったのですが、その大事な最終試験の日に人生初めてのインフルエンザにかかり全てがパーになる。

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熱にうなされながら、人生を棒に振るリアルな瞬間を感じました。
親に出してもらった学費、進路相談に乗ってくれた先生、ごめんなさい、私はクズだ、もう何もかもがダメなんだ…と初めて自分のバカさを呪いました。

先生の恩情により、再試験日を整えてもらいようやく進級可能になりましたが、「さぁ勉強頑張るぞ!」とやる気に燃える私をよそに、周囲のみんなは就職活動真っ只中。

実はこの時の私は、もっと心理学の勉強がしたかった。なので、心理学科のある四年制大学への編入も考えました。

が、今までの自分を顧みるとそこまで頑張れるか自信が持てない。
お金も無い。
勇気も出ない。

なので、ついに私も就職に向き合うことになります。

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もう今までのように○○になりたいからこの学校に進もうではなく、○○になりに面接や試験を受けに行かねばならない。

でも私は○○の希望がたくさんありすぎた。
通訳、小型航空機のパイロット、着物の仕立て、犬の訓練士、カフェ経営、雑貨屋のプレス、グラフィックデザイナー、風鈴職人…、
しかしそんな求人情報は掲示板に貼ってある訳もなく。

絞れないから短大まで来て考える時間をもらったのに、結局何も考えていなかった。 
就職する覚悟もなかった。
そんな現実を見たくなくて、なりたい職業を並べて憧れて終わり。自分の将来をただ先延ばしにしていただけだったのでした。
 

そしてただのプーになった

1つに絞ることもできず、やりたいこともわからない。
そんな私が就職活動もまともにするわけもなく、実家に戻ってダラダラする。

フリーター→派遣社員→転職を繰り返すの社会的信頼度が低いコースを歩みます。
クレジットカードを作るのも保険に入るのもいちいち面倒くさかった。

そして、現在は名も無きただの主婦です。
子供の頃、一番なりたくなかったどこにでもいる普通の人になってしまいました。

なってから思うと、主婦も多様性を極めていて「どこにでもいる普通の人」ばかりではないと思い知るわけですが、まぁ肩書き的にはつまらんですよね。
なりたい仕事はたくさんあったのに、圧倒的に覚悟と努力が足りなかった。
考えてる間に何か1つでもやれば将来は変わったはずなのに。

どこでしくじったのか振り返る

しくじったところがありすぎますが、いくつか代表的なものを挙げてみました。
 

①遊びを卒業しないと向学心が芽生えなかった
10代の頃は「毎日のんびりしたい」というのが最大の欲求でした。
運動部や塾や学校の行事や宿題や試験や、いつも何かに追われていて「自分の時間を持つ」ことに常に飢えていたのです。
そのせいで、どういう進路に進みたいかと聞かれても「今より楽な生き方をしたい」という希望しか持てなかった。
「遊びたい」を卒業する時期は人それぞれでしょうが、一定の時期までは周囲に流されずに自分の好きなやり方を通した方がいいかもしれません。そうしないと、自分の進路を考える心の余裕がなくなってしまいますから。
 
②努力はした方が楽ということに早く気づくべき
10代の私は、頭に常にモヤがかかっていました。
「このままじゃダメだ」「でも何がしたいのかわからない」の繰り返しで出来るモヤ。
答えが出たことは1度もなく、毎日にただただ流される。
このモヤモヤはフリーター時代も続いていて、意味なく「結局自分て何もできないんじゃないか」と凹んだりして、無駄な自己嫌悪を繰り返しました。
 
そしてようやく気づいたのです。
努力しないでモヤモヤ悩むよりさっさと努力した方が人生は楽なんだと。
 
短大時代、何かの本で読んだ言葉です。
「受験生に今言いたいことは、受験は社会に出てからとても役立つ経験だということです。目標のために努力する行為は、人生を送る上で避けられないテンプレートです。若い内にその経験をしておかない人は大人になってから必ず苦労します。」(うろ覚え)
何のために勉強するのか、何のために受験するのか、私も学生の頃は不思議でした。
答えは結果じゃなくて経過にあるんですね。勉強や受験を経験することで、大人になってから楽しく生きられる糧になる。
ルーラと一緒ですよ。
受験はルーラ。経験値をためないとルーラは覚えられない。
それを避けて生きた結果、私みたく何処へ行くにも歩いていかなくちゃいけなくなるんだよ(涙)。
それは辛いよ。やり直したいよ。
 
③何になりたいかではなく何を勉強したいか
振り返ってみると、私が一番学んでいて楽しかったのは心理学でした。もっと勉強したいと思ったらあっという間に2年が過ぎてしまい、中途半端な興味だけが残りました。
あの時、もっと勉強を続けていれば臨床心理士という職業もあったのに。
 
「なりたい職業」と言う視点で考えてしまうと、そのためにしなければならない勉強が苦痛になったり現実とのギャップに悩まされたりします。
けれど「学びたい知識」という視点で考えれば、最初の関門は突破、あとはその勉強が何に生かせるかを考えれば、将来も広がるのではないでしょうか。
私は高校生の頃、臨床心理士という職業があることすら知りませんでした。
自分の好きな勉強が結びつく仕事があるなんて考えもしなかった。
 
憧れは憧れのまま置いといて、まずは何を勉強したいのか、何についてもっと知りたいと思うのか、そしてそれで食べていくにはどうしたらいいのか。
これを真剣に考えれば私のようにしくじることはないと思うのです。
 

さいごに

よく「好きなことを仕事にできるのはほんの一部の人だけだ」と言いますよね。
プロスポーツ選手や漫画家やミュージシャンなど、華やかな職業はそうかもしれませんが、もっと「マニアックな好きなこと」はたくさんあると思います。
細かい作業が好き、人を観察するのが好き、可愛い子やイケメンを見てるのが好き、そういうことからでも将来の夢は生まれるのではないかと。
 
進路に悩んでこじらせて、私のように落ち込むだけ落ち込んで何も残せない大人にならないよう、1日1日を大切に過ごしてくださいね。