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暇つぶしになる記事があればこれ幸い。

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ペットの病気や死で会社を休むのはダメなのか?

主張とか葛藤

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小窓です。
先日、有吉さんの発言がちょっとしたニュースになりました。

ペットの死や病気による会社を休むことはダメなのかと言う問題。
その答えを言う前に私の話を聞いて下さい。

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10年以上前ですが、当時実家で飼っていた犬が病気で死んでしまいました。
深夜に息を引き取った後、ほとんど寝ていない状態で私は仕事に行ったので、精神的にも体力的にもドン底でした。

そんな状態で仕事していましたから、周囲の人にも当然気付かれました。一緒に悲しんでくれる同僚もいましたが、ある先輩とのやりとりは今でも覚えています。

会社で元気のない私を見て「どうしたの」と声をかけてきてくれました。
私が「病気で犬が死んじゃったんです」と言ったら「なんだ、それくらいのことで」と笑われたのです。「辛いだろうけど、悲しむ暇があったら仕事しろ、仕事!」と、叱咤激励を受けました。

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当時はまだペットロスという言葉も無い時代で、その発言は特に問題視されませんでした。何よりも私が「何こいつ」と思わなかったです。
「そうか、いつまでも落ち込んでちゃいけない」と思いました。辛いけど、会社の人には迷惑かけられないとその時は思いました。

通勤中に号泣したり、お昼ご飯も食べる気がせず一人で休憩室の外で泣いたりしてましたが、会社の人の前では気丈に振る舞っていました。

死を受け入れられるまで辛かったけど、会社にいる間はミスもせず仕事ができたのは、その先輩のおかげかもしれません。その先輩は日頃からとてもお世話になっていたし良い人と言うのはわかっていましたから。
同じ言葉でも、普段からよく思っていない人からだったら憎んでいたかもしれませんけどね(笑)。

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飼っていた動物の死で会社を休む人を批判はしません。
本当にそれは絶対にしないし、当時の私も許されるなら休んでいたと思います。

仕事ができないほど辛いなら会社を休むのも有りです。人によって悲しみの大きさも悲しみ方も立ち直り方も違います。辛いからこそ仕事していた方が楽と言う人もいるでしょうしね。

動物を飼うことに関してはさまざまな意見があり、それぞれの人生のバックボーンも大きな影響を与えます。だからこそ、自分がそうだから相手もそう思うべきと言うのは身勝手な気がします。ペットの事情で休みたい人も、その理由で休まれる会社側も。

自分にとって都合のいい言葉は双方の思いやりから生まれるものです。過剰に求めてはいけません。
なので「自分はそう思わないけど、この人はそういう考え方なんだ」と歩み寄る努力はお互いに必要だと思います。

残酷なようですが、辛くても上司に「来い」と言われたら行かなければダメです。
あの会社も上司もマジでありえない!!と怒っても、それがあなたが選んで入社した会社です。
会社への怒りで悲しみを忘れるしかないんです。前向きに生きるしかありません。

時代のせいではありましたが、私が被害者意識を持たずに仕事を頑張れたのはこういう人が会社にいたからです。結果的に、ペットの死を乗り越えられたわけですから。
この対応が正解とは全く思いませんけどね。辛いけど、社会はいつだって残酷よ。

そして企業側は、自分の会社を選んで入社した社員をどこまで理解してあげられるかが重要。やっぱりどちらも自分の感情だけで喚いていてはダメなんですね。

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そして、亡くなった相手との関係性。これが実は一番重要。
肉親が死んだってそこまで辛くない人もいる。関係性による感情の深さも人それぞれです。それは周囲がとやかく言う必要はないです。

極端な話ですが「親が死んだら誰だって辛いだろう」と言う思いも、ケースバイケースですからね。それと同じで「たかが飼い犬、たかが飼い猫」と言うのも価値観の押しつけに過ぎません。

お互いにいがみ合っていても何も解決しません。
ペットなら全てOK、全てNGというざっくりしたルールではなくて、その人自身の状況をきちんと見極められる会社が増えるといいなと思います。
そして、そんな会社に感謝して、迷惑にならないよう配慮できる人も増えればいいですね。