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【整理収納】子供への片付け教育は無意味!片付けられる子を育てる唯一の方法は?

整理収納

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整理収納アドバイザー1級の小窓です。
整理収納アドバイザー1級ですが、特に何の実績もない小窓です。

何の実績もないペーパーアドバイザーの私にとやかく言われたくはないでしょうが、今日は片付けについて少し書いてみようと思います。

題して「我が子も片付けができる子になってほしい!どうすればそうなりますか?」というお悩みについて。

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子供の片付けに関するプロの意見

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このテーマに関しては数々のアドバイザーの方が真摯に取り組み、実際に自分のお子さんで実験をしてる方もいます。

「片付けも早期教育が必要」
「小さい頃から正しい片付けを教えれば片付けができる子になる」

これが片付け業界ではセオリーになっています。

だけど、私はそう思わない。
ぶっちゃけ「それって親のエゴじゃね?」くらいに思ってる。

だって子供だよ?
母親の喜ぶ顔が見たくて頑張ってるだけかもしれないじゃん?
もしくは怒られるのが嫌だからやってるフリしてるだけかもしれないじゃん?
それは、片付けの教育と呼べるのか?

片付けって、今でこそ奥が深いと言われ指南本が本屋にわんさか並んでいますけど、本来は単純作業の繰り返しなんです。難しいことは何もありません。
未入園児でも教えればすぐできます。
が、大人と違って身についたかどうかは別問題です。

だから、全く片付けが出来ない小学生を持つ親御さんが「私が幼少時に片付けを教えなかったからだ!」と落ち込む必要はありません。
片付けの早期教育がいかに無意味なものか、これから説明していきます。

片付けの早期教育の無意味さについて

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子供をピアニストにしたくてピアノ教室に通わせたら、将来絶対ピアニストになるかって言ったらほぼならないですよね。
英会話もバレエもサッカーも、親が子どもに対して可能性の1つを提示してるに過ぎません。

片付けも同じだと思うのです。
子供が興味を持たない限りは無意味ではないでしょうか。

しかし、なぜか片付けに関しては「早期教育が片付ける子になれるかの重要なポイント!」くらいに語る人もいて、ヒートアップしてるなぁという印象です。

やらせること自体は否定しませんが、失敗した時に子供に「どうしてできないの」と当たるようなら早期教育なんてやめるべきです。

そんなに期待しない方がいいと思うよ。向き不向きがあるんだから。
私だって小さい頃いくつか習い事したけど、ビックリするくらい身についてないです。プロが教えてもそうなんだから、素人が口でいくら言ったって片付けできる子になれる可能性は低いと思うんですよね。

子供に片付けを教える簡単な方法

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じゃあどうすれば子供は片付けをするようになるのか?

単純な話です。
親自身がしっかり片付けをして「家とはこういうものだ」という手本を見せればいいのです。

整理収納アドバイザーのプロの方の子供が片付けできているとしたら、それは常に部屋の中がキレイに片付いているせいだと思います。理論ではなく実践で自然に覚えているのではないでしょうか。

それが一番現実的な方法ですよ。
毎日見る家が片付いていれば、子供はそれがデフォルトだと思いますよ。片付いてなければそういうもんだと思いますよ。
何も言わずに、背中で教えろって話ですよ。

モノの居場所をきちんと決めておけば、子供もそこに返してくれます。
ウチのハサミはいつもここにある、ウチの耳かきはいつもこの場所だよ、そうやって長い時間をかけて覚えてもらって、外に出しっぱなしになってることがなければ、子供は自然とそれに倣うと思います。

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そして、小さい頃にどれだけ片付けを教えても、思春期になったら他のことに忙しくて子供の部屋なんてぶっ散らかるようになります。片付けなんてテスト前の現実逃避の時くらいしかやらなくなるもんです。

そこで親の努力と躾の日々は一旦ぐっちゃぐちゃにされます。そこでブチ切れずにいられるなら早期教育でも何でもやってみれば良いと思う。

けど、その子が大きくなって自活や結婚をした時に「自分が育った家」は必ず影響を与えます。家を作る場合は、そこを基本として考えていくでしょう。

口でいくら「片付けろ」と言ったり、小さい頃から片付けのいろはを教え込んだとしても、親が実際にやっていた行為には勝てません。一番説得力があります。

「それが出来ないから子供に覚えてもらいたいのよ!私が片付け嫌いで苦労してるから、子供には好きになってもらいたいの!」

というお母さん方の声が聞こえますが、親が嫌なものを子供に無理に教えようとすると悲劇が起きます。次でその心理を解説します。

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子供の時に母から受けた早期教育の失敗例

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さて、「親が嫌いなことを子供にやらせようとすると悲劇が起きる」の例をご紹介しましょう。

私の母親は片付けをしない人でした。
ゴミ屋敷まではいかないけど、いつも家の中は物が散らかっていました。
「嫌い」ではなく「やらない」だけだったので、私に「あんたが片付けをやりなさい」と言ってくることはありませんでした。
そのおかげ(?)で、私ものびのび部屋を散らかしていました。家は普段から散らかっていると言うのが私の家に対するイメージであり、デフォルトだったのです。

しかし自分が結婚した頃、散らかった部屋に対して嫌悪感が増すようになりました。
自分が家を作る立場になり、キレイにしたいと思うようになったのです。

けれど片付けができない。
やり方もわからない。
だったら片付けを1から勉強しようと思い資格を取りました。

そんな母は片付けにはうるさくなかったですが、料理は小さい頃から私にやらせようとしてきました。
母は料理が嫌いだったのです。自分が料理をしたくないがために私にやらせようとしてきたのです。

結婚して家を出るまで何度も何度も

「女の子なんだから料理ができるようになりなさい」
「あんたのためを思って言っているの」

と言われ続けました。

「料理学校に行け」「本を買って勉強しろ」など色々言われましたが、挙句の果てには「レストランでバイトして覚えてこい」とも言われました。

が、元々興味がないことを強制的に「やれ」としつこく言われたことで私は料理から遠ざかりたいと思うようになりました。

そして私は料理に関して閉鎖的な大人になりました。
料理自体は嫌いではありません。けど教わるのは嫌、誰かと一緒に作るのも嫌、作ってるところを見られるのも大嫌いです。 もちろん料理を習いたいなんて全く思いません。

子供時代の私は、料理にも片付けにも興味がありませんでした。
けれど、片付けに関しては心に傷がつかないまま自分から「やりたい」と思うようになり、料理に関しては完全に心を閉ざしてしまいました。

親にばかり責任を押し付けるつもりはありませんが、もう少し自由を与えて欲しかったと思うのです。

まとめです

この無駄な親子の攻防から何を学ぶべきか?

  • 親が子どもに無理やり教えても逆効果になる場合もある
  • 子供は自分が好きなことなら独学でも覚えようとする
  • 自分にとって必要かどうかは子供自身が判断する

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「出来る人になればあなたが楽なのよ」

言いたくなる気持ちは痛いほどわかります。
しかし、不順な気持ちで早期教育をしても、子供にとっては苦痛なだけかもしれません。むしろ嫌いになってしまう可能性もあります。

一番いけないのは自分自身ができないのに、そのコンプレックスを子供に押し付けて「あなたのためよ」とごまかすことです。
本来の目的は「子供を自分の言いなりにする」ことではありませんよね。
子どもに片付けに興味を持ってもらいたいなら、自分の価値観を押し付けていても意味がありません。子供にも選択肢を与えてあげてほしいのです。

見て覚えたい、やって覚えたい、習って覚えたい、どんな方法が子供に合うかどうかは人それぞれです。そこを見極めるのが親の務めだと思います。

私の結論。
片付けに関しては、とにかく普段から片付いている家を見せること。
口で教えるより、それが片付けできる子供に育てる何よりの近道じゃないかと思います。

 

やってみせ
言って聞かせて
させてみて
褒めてやらねば人は動かじ
(山本五十六)