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暇つぶしになる記事があればこれ幸い。

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【ファンじゃないけどベスト10】スピッツの好きな曲を選んでみた

音楽

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小窓です。
やっとだんだん秋らしくなってきた今日この頃、スピッツの曲が染み入る季節ですね。

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私はスピッツになると秋を聴きたくなります。ん?逆でしょうか?いいえ。
スピッツに魂を乗り移させると、その季節はいつも秋になるのです。

秋の切なさ、空気の冷たさ、もうすぐ今年が終わってしまう寂しさ、その刹那を表してくれる。それは感受性の塊・草野マサムネの力が大きいのです。

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彼の感性はホントーーーーにすごい。
私自身もちょこちょこ感性豊かな方だと自負しておりますが、彼の感度の高さには一生かかってもたどり着ける気がしません。

90年代のバンドで、詞も曲も書けるボーカリストと言えば桜井和寿が目立っていましたが、私は草野マサムネの方が影響を受けました。
もちろん好みもあるし、ジャンルも違うんですけど、草野マサムネさんの感性は常人を超越している気がするんです。

桜井さんが、日常感じる「気持ち」や「言葉」を曲にするタイプなら、草野さんは「気持ち」や「言葉」になる前の、心や細胞でしか感じられない感情の切れ端を曲に表していくタイプ。
どっちも素晴らしい。どっちも唯一無二ですが、私にとって衝撃的だったのは草野さんの才能でした。

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10位:魔法のコトバ

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何年経っても色褪せないメロディーと歌詞ですね。正に魔法のコトバ。
そして希望に満ちている。で、この歌詞の草野さんは可愛い。

魔法のコトバ
口にすれば短く
だけど効果は
凄いものがあるってことで
誰も知らない
バレても色褪せない
その後のストーリー
分け合える日まで

聞く側に想像をする余地を与えてくれる。その心地よさがスピッツにはあります。
この2人に何があったのか、どういう心境でこう言ったのか、それを考えたり自分に当てはめる作業が楽しい。スピッツの魅力の1つですね。


9位:流れ星

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アルバム「花鳥風月」の1曲目だったのですが、1曲目にこういう曲を持ってこられてしまうと、なかなか次に進めない。色々考えてしまう。
この曲のような心境は誰にでもあると思う。ちょっと感傷的な夜は私も経験あります。
けど、こういう歌詞で表現できる人は草野さんしかいないと思う。
どういう思考回路をたどったらこんな澄んだ言葉で、そしてちょっと残酷な表現が出てくるんだろう。
そこに凄みを感じる。悲しいけど、私にとっては少し恐ろしい曲。


8位:スパイダー

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実は、初期の頃のスピッツはそんなに好きじゃなかった。
世間では「空も飛べるはず」から人気が出てきて、「ロビンソン」や「チェリー」で人気を不動にしたイメージなんですが、私は何が良いのかよくわからなかった。
「涙がキラリ☆」も「なんて女々しい曲を歌うバンドなんだ」と思っていました。今でこそどの曲も好きですが、当時はハマらなかったのです。

それが「渚」あたりからちょっと興味を持ち出して、じゃあ他の曲も聞いてみようと思った時、友達におすすめされたのが「空の飛び方」だった。
全曲好きですが、中でも一番好きになったのが「スパイダー」。歌詞がすごいなと思った記憶があります。

「筋書き通りに汚されていく」なんて、絶対自分からは出てこない表現だけど、言われてみると妙に実感できる。不思議だ。


7位:スターゲイザー

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私は「あいのり」を見たことが一度もありません。
クラスメート達は相当ハマっていて、休み時間の会話の大半が「あいのり」だったこともありましたが、それでも私は見なかった。嫌いじゃなかったけど、なぜか、なんとなく。

なので私にとってこの曲は「あいのり」のイメージは一切なく、フラットな気持ちで聞いていました。
草野さんは「告白の返事を待つ間の一晩」を表したらしいですね(ウィキを見て知った)。

明かされていく秘密
何か終わり
また始まり
ありふれた言葉が
からだ中を巡って翼になる

草野さんの歌詞を聞くと、その光景が目に浮かぶんです。でもそれって誰もができることではない。改めてすごいな。


6位:愛のしるし

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この曲が好きになったきっかけはPUFFYだったけど、スピッツバージョンも好きなのです。

いつかあなたには全て打ち明けよう
少し強くなるために壊れたボートで1人漕いで行く

この歌詞は永久に不滅です!
「愛のしるし」をスピッツとして歌ってるのを初めて聞いた時、パフィーで聞いた時とは違う感情で「あ~、心地いい」と感じました。


5位:正夢

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イントロからなんて優しい旋律なんでしょう。うっとりしてしまう曲としては1位です。

スピッツの曲は人肌を感じるんですよね。
それ以外にも呼吸とか雑踏とか、そういう耳をそばだてないと聞こえない音を音楽にしているような。

同年の同じ時期、「恋のマイアヒ」が流行ってまして、私のプライベートもマイアヒ状態。なんか知らんけど私生活が荒れていたんです。飲ま飲まウェイ。
けどそんな自分も「正夢」を聞いて姿勢を正した。自分を見直すというか、自分に嘘がつけなくなると言うか、そういう効果がスピッツの楽曲にはある気がする。


4位:三日月ロックその3

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名曲「スターゲイザー」のカップリングだった曲ですが、私はこっちの方が好きだった。これはシングルで出すべき名曲。

これぞロックだね。ああロックさ。
自分の中に交錯する善と悪。「本当の自分はどっち?」なんて生意気に考えた自分に、どちらも本物だと言ってもらえたような曲でした。
本当の自分なんて大体そう。邪悪であり純真であればいい。

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3位:冷たい頬

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どれも草野さんならではの表現力で、スピッツならではの曲になってるんですけど、この曲は一段と突出している。一歩間違えたらわけわからない。狂気すら感じる。
一見可愛いんですけど、いかようにも受け取れるからね。「青い車」が解釈次第で怖い曲になったように。

草野さん自身は「それぞれの解釈をしてくれればいい」というスタンスのようですが、ほっといたらどエライことになりそう。だってスピッツの歌詞ってそういう浮世離れしたところが多々あるんだもの!!
私はその直前で止めておきたい。狂気と正気の中間で。


2位は1曲に絞れませんでした。70%恒例ですね。すみません。
同率2位:楓

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この曲を知ったのはベスト盤の「RECYCLE Greatest Hits of SPITZ」でした。
目を閉じて聞くと、涙が止まらなくなるほど切ない思い出の曲。でもとても大切な曲です。

私にとって、この曲は未来や希望がないんです。
大切なものを全部失くした時を象徴しているから。
今でもその時期の記憶が無い。その時の記憶を埋めるのがこの曲。全部忘れても、この曲だけが残っているのです。


同率2位:運命の人

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「楓」と同じ2位に持ってきたのは、希望も未来も失った自分が、もう一度前を向いて歩いていこうと思った時に聞いたのがこの曲だったから。

悲しい話は消えないけれど
もっと輝く明日!!

この「!!」にどれだけ励まされたか。幸せを呼び込むには自分を鼓舞しなきゃダメなんだ、と言う意味に私は受け取りました。

この曲は「自力で見つけよう」「悪あがきでも」「汚れた靴で通り過ぎるのさ」など、今の自分が決して至らないことを踏まえつつ、それでも未来へ向かっていく様子を描いている。
そして、曲中盤に流れるここ!

神様…神様…神様… 君となら
このまま…このまま…このまま 君となら

悲痛な祈りに感じるんです。悲痛と思ってるのは私だけか?
悲痛まではいかなくても祈っている。「このまま、君となら」って…、ああ切ない。


1位:スピカ

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人生観が変わるほど感動した曲。

粉のように飛び出すせつないときめきです
今だけは逃げないで君を見つめていよう
やたらマジメな夜 なぜだか泣きそうになる
幸せは途切れながらも 続くのです

幸せの定義は人によって違うし、価値観も必要さも持てる量も、人それぞれ。
私にとってはスピカの歌詞が自分の幸せの定義だと思いました。幸せとは?と聞かれたら「スピカ」と答えます。
そういう意味では殿堂入りです。もう一生変わらない1位。

ときめきという表現しにくいものを、粉に例えた草野さんはやっぱりすごい人だ。
勢いよく飛び出した粉が幸せのイメージそのもので、そのままキラキラ散ってしまうところも、本当にその通りで、すごくあたたかい気持ちになれる曲なのに、しゃがんで泣いてしまいそうになる。
そして「幸せは途切れながらも続くのです」…、これは人生の縮図ですよ。途切れながらも続く。

私にとってスピッツとは

スピッツはアルバムのジャケットも特徴的ですよね。
私の中で「スピッツのアルバム」のイメージが一番強いのは「ハチミツ」かな。

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このアルバムからランキング入りしてる曲はないんですが(笑)、このジャケット写真がスピッツのイメージそのものです。私にとっては。

綺麗なほとりに1本のギターを持った女の子。
湖なのか川なのかわからないけど、ほとりという危うさと全部を見せない意地悪さ。これぞスピッツ。邪悪と純真の塊。

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スピッツの世間的評価はすんごく高いと思うけど、私は草野さんの歌詞をもっと高く評価して欲しいと思う。いや、充分されてるのはわかってるんだけど!!

無形文化遺産になってもいいと思う。
でも、草野さんは断りそうだな(笑)。