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暇つぶしになる記事があればこれ幸い。

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【相棒14】第7話「キモノ綺譚」感想

相棒(ドラマ)

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小窓です。

今日の相棒、面白かった!
相棒らしさが少し出てきた感じがしました。息のあった2人がいてこその話だった。

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ゲスト:西原亜希
脚本:輿水泰弘
監督:橋本一

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初っ端から、月本幸子さんが良かったですね。着物がよくお似合いです。
「ぜ、ぜ、前科!?」と驚く冠城くんが可愛かった。そう言えば忘れてたけど、幸子さんは前科者なんだった。

今回の脚本は輿水泰弘さんでした。
どうりで安定感ばっちり。少し懐かしさを感じた。

相棒14は、カメラワークがちょっと露骨な気がします。
前々回あたりからずっと感じてたんですけど、今回も月元幸子さんを色々な角度から撮ってみたり、内村部長がツボから出てきたり、やりたい放題と言うか(笑)。
若っっっっっ干、コメディ寄りにしてる気がしないでもない。

これも手法の1つなのかもしれませんが、相棒は練りこんであるストーリーと役者さんの力量で充分面白さを補えているので、あんまり作り込んだ演出は必要ない気もするんですけどね。

でも、少しずつ変えていかないと業界的には面白くないのかな。色々なことに挑戦したいのかもしれない。
個人的にはSeason7~10くらいのカメラワークでちょうどいいんだけどな。

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本日のテーマは多重人格でした。
私も(自称)多重人格の人には会ったことがあるので、興味深かった。

私の体験記は、今日のドラマのように深刻なものではなかったけど、実際にその病気になると思いもよらない苦労があるのですね。
自分の記憶に無いいくつもの人格と生活を守るのは簡単なことではない。ましてや身内はまず理解することから始めなければならない。
中二病のヤツらが多重人格をなりすますのとはわけが違う。なりすましたくても生活までは2つに分けられませんからね。

そのために、わざわざベッド1台買えるか?趣味の違う服を買えるか?
自分が演じてるってわかってるのに、嘘のためにわざわざ自腹でもう1人用の生活用品を揃えられるのかって話ですよ。

そういう意味でも、今回はリアルにゾクッとしました。別の人格が自分の中に多数いる、と言う病気の重みを感じた。

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同じ俳優さんが双子を演じる話は以前もあったのですが、今回は「“違う人間を演じる”を演じる」役ではなく、「“本当にその人間になりきる”を演じる」役だから難しかったと思います。
けれど、全く違和感を感じませんでした。

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今回のゲストの西原亜希さん、現在1歳児のママでございます。
あまりクセのない女優さんだからこそ、色々な表情を見せる今回の役に抜擢されたのでしょうか。着物も派手めな服も似合っていましたね。

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この子の心の問題が気になった。
子どもの心は柔軟だから、自分の家が基準になる。それ以外に基準は教えてくれない。

そうすると、自然とそれが当たり前になるんでしょうか。
この子が「こんなのおかしい!」と悩む前に明るみにできたことに、お話の中のこととは言え、少しホッとしてしまった。←入り込みすぎ?

話の中で、父親に一切触れなくて言及もされてませんでしたね。
弟との年齢差とか、微妙に気になることもあったけど、やっぱり1時間で設定全てを出すのは無理か。

と言うか、今回の話は長編小説になりうるだろう。ドラマなら2時間枠くらい取れそう。
それを1時間で見せるってすごい技よ。演出力の賜物だね。

演出で言うと、今回は右京さんが冠城くんに引っ張られている感じがしました。キャラ的に。ちょっとおふざけ気味と言うか、サービス精神旺盛と言うか。

クリスマスカラーのネクタイしちゃったり、子供が苦手な理由をつらつら話したり、マリオカートではしゃいだり、右京さんファンからしたらたまらない演出だったのでは?

右京さんのキャラがブレるわけではないので全然良いと思うのですが、急に表情豊かな豊を見ると焦る。なぜだ。

でもそれくらいの方が冠城くんとのバランスがいいかもしれませんね。あまりにも淡々としていると、冠城くんだけ浮いてしまうから。

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相棒も4人目ですが、木札を手作りしてる人は初めてだ(笑)。
最後に木札削られちゃったけどなwww削るんだwwwと思って見てました。

て言うか、伊丹さんのこと「顔の長いおっさん」って言ったー!それ言われて「はうっ」ってなってるイタミン可愛かったー!

こういうストーリーに直接関係ないじゃれ合い(?)が相棒の味ですよね。いいぞ、もっとやれ。

そういうちょっとクスっとなるようなシーンも、輿水さんの脚本ならでは。
本筋との緩急があってこそ全体のバランスが良くなるんだと思います。ベテランの技ですかね。

やっぱり古株スタッフ好きだー。古沢良太さんや太田愛さんや長谷部安春さんは書かないのかー。櫻井武晴さんはどうしたー。
新しい製作陣ももちろん楽しみにしていますが、時々古株スタッフが恋しくなる。


さて、来週の相棒の脚本は『相棒13』から参加している藤井清美さんです。前回の「学び舎」は面白かった!
今度は女流漫画家の話です。今風ですな。楽しみです。