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暇つぶしになる記事があればこれ幸い。

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【ファンじゃないけどベスト10】川本真琴の好きな曲を10曲選んでみた

音楽

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小窓です。

今日は川本真琴をお届けします。

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正確に言えばファンだった…。大好きでした。
今でも時々聞きます。

学生の頃は川本真琴に似てると言われてました。
だけど今思えば、そう言っていた友人はたった1人で(他の友人からは「似てねぇ!」と大ブーイング)その子の目がおかしかっただけかもしれない。

けど、ン十年経ってもこうやって覚えてるんだから、相当嬉しかったんでしょうね。
ちなみに私はショートカットが死ぬほど似合わないので、多分やっぱり絶対似てない。でも1人はそう言ってくれる子はいたわけだから、ちょっとは似てるのかも…。←まだ言う。

川本真琴は、性格がすごくぶっ飛んでいたけど可愛かったのです。そして天才だった。
声も歌詞も存在も、とにかく何もかもまっすぐでした。そういうところが大好きだった。


10位:10分前

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ファーストアルバムの一曲目から名曲が出ました。
聞いた瞬間、「あ、このアルバム当たりだわ」と思いましたもの。思いましたとも!

あってない部分ダメって言われたって
人類はぐんぐんはみ出していく
こんな体 脱ぎ捨てて
あたしが新しくなる

力強いな~。
あの小さな体から生み出したとは思えない。そのギャップが良い。


9位:タイムマシーン

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このアルバムの売上は100万枚を超えたんですよ?
それなのに「1/2」しか知らないって言う世間が信じられない。

タイムマシーンは歌詞が好きです。

窓を伝う雨の粒みたいに
線香花火の雫みたいに
ひとつになったらおっこちちゃうの?
ひとりぼっちでいなくちゃダメなの?

こことかね。10代の女子の心を鷲掴みにしたよね。
可愛い歌詞だけど、ものすごく強い気持ちを秘めてるのがひしひし伝わってくる。


8位:ピカピカ

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イントロから泣きそうになる。

これは素人がカラオケで絶対に歌わない方がいい。大変なことになる。
川本真琴じゃないと歌えないと思います。
繊細なバランスで成り立っている名曲。

そして、ほんのちょっとだけエロい。
どのような解釈にも取れる、奥が深~~い歌詞だと思うのよ。


7位:愛の才能

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成長しないって約束じゃん
冗談だらけで猛ダッシュしてよ
わかんない反省しそうで バカでしょ?

衝撃的なデビュー曲でした。
ジャケットイメージは久宝留理子をさらにブラックにした感じ?
だけど、曲を聞いたら全然違った。男性を追うような歌詞じゃなかった。
歌も独特で、恋人に対して上でも下でもないフラットな目線が印象的でした。
本人もミステリアスで、だから曲にも歌詞にも説得力があったのです。

さらに、これもなんかちょっとエロかった。
その辺は90年代後半の女性アーティストあるあるかも。
「愛の才能」は、歌後半の歌詞カードにも載っていない“やりきり感”が好き(アルバムバージョンの方)です。


6位:ギミーシェルター

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G!I!M!M!I!S!H!E!L!T!E!R!
ギミーシェルター!!

めちゃくちゃかっこいい曲です。
ライブでめちゃくちゃ盛り上がる曲です。
これまでのイメージをぶっ壊した感じですが、これまでもうっすらロックな匂いは残していたよね。

川本真琴はロックの申し子だと思っていた私からすると、意外でも何でも無かったけど、世間はビックリしたんだろうか。
声量があるからちゃんと聞かせられる歌い方だし、ライブパフォーマンス力もすごいのよ。色々不器用だけど天才肌な人だと思った名曲。


5位:FRAGILE

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11分もある荘厳な曲です。
川本真琴のすごいところの1つに、可愛い曲もロックな曲も、そしてバラード曲までできると言う幅の広さがあると思う。
芯がしっかりしていてブレないからそれができるんでしょうね。

FRAGILEは初めて聞いた時は、まだ私が幼かったせいでよくわからなかったのですが、近年聴き直してようやくわかった気がした。
一度ハマると神秘的にさえ感じてられてしまう…。
この曲は、川本真琴の葛藤を表しているのかと勝手に解釈した。

I wanna breathe when you breathe
Can you see what I see?
All the fears, all the tears, all the blues in the night
If my eyes could see the light

深い…、ただただ、いい。
やっぱり、川本真琴は天才だと思う。


4位:やきそばパン

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若さとは恐ろしいもので…、
全歌詞が早口言葉みたいな歌なんだけど、口が覚えてるのか今でもアカペラで歌える。

今、1から覚えろって言われたら絶対に覚えられない。若さとはすごい。
ポップな曲調とペラペラペラペーと進む歌詞とは対照的に、歌詞の内容にはものすごく孤独を感じます。

神様に誓ったってうまくやれなくなるかもしんない
わかってるつもりだよキチンと
他人だったんだもんね しょうがない
ホテルみたいなあたしんち
早くチェックアウトして生きたい
なんでただ月はただ見ているの
心配しなくていいよ

サラッと匂わせるのがすごいんだな。

今してることみんな覚えていられるかな
遊んで知ってそんで泣いて
遊んで知ってそんで泣いて

うん、覚えていられる。でもそれは音楽の力のおかげ。
毎日が音楽と隣り合わせだからこそ、その時の感情が呼び起こせるのです。
だから、若いうちにたくさん音楽を聴いておくのは大事です。


3位:DNA

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世間では1/2ばかり持て囃されているし、「るろ剣の曲しか知らない」と言う人も多いと思うけど、DNAの素晴らしさを忘れてないですか?

当時、クラスメートたちに「1/2」と「DNA」どっちが好き?ってアンケートを取ったら、ほぼ全員1/2。
DNA派は私だけと言う衝撃的な結果になった。
あれはいまだに納得できないんだけど、語り継がれてるのは「1/2」ばかりなので、私が少数派だったと言うことなのか…。

1/2が悪いとは言わないけど、DNAの方が好きなんですよ、今でも。

初めてのこといっぱい
ふたりでしたくてとっといたのに
AH どうせすぐ会えるじゃんかって
何か知んない 言えないよ
「僕と君は他人同士、他人同士だからこそ一緒にいられるはずさ」
あなたの言語ってかなりヘンよ
だいっキライなのに愛してる
海も風も空も…全部

1/2は商業用に書かれた感が強いのに対して、DNAは感情に素直に沿って作られた気がするんですよね。
どれだけ繊細な感情があっても、曲にして歌詞に起こすのは並大抵のセンスでは出来ません。
最初に「川本真琴は天才だ」と気づかされた曲です。


2位:微熱

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今後またFNSで川本真琴を呼ぶなら、これを歌ってほしい…。

37度2分の発熱
たった ぽっちの生命(いのち)さわってよ
君の鼓動に溶けない微熱
別々の物語を今日も生きていくの?

たった5分20秒の曲の中にどれだけ名言を詰め込むの…。
もう、本当に泣いていいっすか…。

この曲の素晴らしさを表現する言葉が見つからないです。最初から最後まで、全部素晴らしいよ。
この曲に特に思い出はないのに、聞くと自動的に切なくなる。
曲そのものが持つエネルギーに、終始やられっぱなしになるのです。


1位:桜

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これ、好き。一番好き。
本当に桜が舞い散る様子をそのまま曲にしたような、ピアノの旋律が優しい。

桜になりたい いっぱい
風の中で いっぱい
ひとりぼっちになる練習してるの
深呼吸の途中
できない できない できない できない
発車のベルが鳴っても言い出せなかった
今年で一番やさしい風が
あたしの迷ってる一秒前 通り過ぎる
できない できない できない

何この歌詞。感受性が襲いかかってくるんですけど!
何が「できない」のか最後までわからないけど、でも10代は「できないこと」がいっぱいあったから自分の気持ちを乗せて聞けた。
想像力を働かせてくれる心地よさがあった。

「どこに行こうか」
「ここから一番遠いところ」
授業抜け出した
『いい思い出化』できない傷を信じていたい
真っ白に敷き詰められていく
あたしたち新しくなれるの?

状況を特定しておらず、ただ桜の季節の2人というだけで、これほど切ない歌はあるだろうか。
妄想がいくらでも広がる。
そして自分の経験も被せて感動できる。
言葉の選び方が繊細で、小説のように想像力を掻き立ててくれるのです。


川本真琴が主張する「音楽と自分」

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他にもまだまだ紹介しきれない名曲がいっぱいありますが、とりあえず10曲紹介しました。
ほら、1/2が入ってない!(笑)
だから~、名曲はいっぱいあるんですよ。ZARDしかり、マイラバしかり。
世間的に名の知れたヒット曲だけじゃないんです。

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細くて小さい女の子がギターを1人でかき鳴らすスタイルは、川本真琴から始まったような気がする。

YUI→miwa→西内まりやと、そのスタイルは現代も受け継がれているような。
椎名林檎でさえ、出始めは「川本真琴のパクり」と言われていた。

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2曲目の「歌舞伎町の女王」で、即「あ、ちがった」と気付いたけど(笑)、当時の川本真琴はそれくらいインパクトのある存在だったのですよ。


だけど近年、正直ギターやピアノがアクセサリー感覚に見える人もいます。「顔も可愛いくて楽器も弾ける」のが売りで愛想よく歌っている姿を見ると、ただ楽曲に自信が無いだけなんじゃないかと思えてしまう。

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川本真琴は世間に媚びてなかった。
楽器が弾ける女性であることや、作詞作曲まで手がけるアーティストである自分を驕ったりもしていなかった。
ニコニコ愛想よく歌うこともしなかったし、インタビューの答え方にも「よく思われたい願望」は全く見えなかった。

そのミステリアスさが、かえって曲の説得力を増したと思います。
「本当の自分は音楽で判断して欲しい」と言う姿勢が見えた。


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思うに、今は音楽のメモリの幅が大きすぎる。
細かいメモリが消えて、大雑把に括られすぎていると言うか。
たくさんの人にゆる~く当てはまるけど、強く心を打たない音楽が蔓延しすぎと言うか。

CDが売れないから、ビジネスとして仕方ないんだろうけど、哀しい。
若い世代ではないけど、この時代を生きる者として切ないです。

いつか、また実力派アーティストがずらりと並ぶ音楽番組が見たい。
私が「ファンじゃないけど」と言いながらもゆるく色々なアーティストを語れるのは、それだけすごい人たちをたくさん聞いて育ったおかげなのだから。