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暇つぶしになる記事があればこれ幸い。

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【ヘタレの生き方】「おしゃれを楽しむ」って何?ダサい子が普通になるまでのおしゃれ戦記

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小窓です。

昔からいろいろなところで聞く言葉。
「おしゃれを楽しむ」
これってつまりどういうことなんでしょうか。

「夏に向けておしゃれをもっと楽しみたい☆」

「自分にしかできないおしゃれを極めよう☆」


「女の子に産まれたならおしゃれを楽しまなきゃ☆」



こういう話を聞く時の小窓さんはこんな顔です。

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おじさんになってしまう。口が開いてしまう。

誰かにおじさんにもわかるように説明して欲しい。
おしゃれを楽しむって何?

~を楽し・む
1 満ち足りていることを実感して愉快な気持ちになる。
2 好きなことをして満足を感じる。
-goo辞書より引用

おしゃれをして満足したり愉快な気持ちになることを「おしゃれを楽しむ」と言うのか。
だったら、そもそもおしゃれやファッションに興味ない人には無関係なはず。

でも、毎日着る服というのは生活に密着してるがゆえに、どうしても優劣を付けられがち。勝手に人生のテーマにされがち。
確かに、服は常に人に見せるものだから、ある程度の常識と節度は必要だと思うのですが、人に見せるために楽しむという発想はないんですよね…。

誰かの為じゃなくて自分が着て楽しければいいんだよ☆って言うのも、よくわからない。
それならなぜ、大々的にファッション誌で語り継がれたり、人におしゃれを楽しむことを強要するのでしょう。
自分が満足してればそれでいいはずなのに「おしゃれを楽しんでいない残念な人」みたいに勝手に哀れんでくるのはなぜ?あれはいまだに理解できない。

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お気づきでしょうが、私はダサいのです。
ファッション、おしゃれ、そういった神様から見放されてる気がします。

10~20代の頃は、どこまでスタイルが悪く見えるか研究でもしてんの?と言いたいくらい自分に似合わないものばかりをチョイスして街を歩いていた。
似合わないという自覚すらなくて、センスは壊滅しているのに「着たいものを着るの」と一端のモデルみたいなこと言うんですよ。道端アンジェリカかお前は。

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言い訳するわけじゃないっすけど、私が10代の頃はネットオークションもファストファッションブランドも(今ほどは)無くて、服は常に自分の行動範囲内のお店でしか買えなかった。
雑誌で見た可愛い服やブランドが手に入ることはなく、「それっぽい」ものしか買えない時代でした。しまむらもまだダサかった。

それでもおしゃれな子なら自分に似合うものをちゃんと見極めて、ちゃんとした格好をするんでしょうが、私は「おしゃれって何?」状態ですから、変なセンス×似合わない服=ダサい、みたいな数式しか解けないわけです。

さらに、田舎ではおしゃれをすればするほど浮く。
街の風景と着たい服の世界観が全く一致していないし、ちょっと派手な格好をすると身内から
「不良なの?」
「アホの子なの?」
「その服がおかしいんじゃない?」
と散々言われ、近所の目もチクチク刺さる。

無視してればいいんだけど、3分後くらいに「やっぱり変かな…」と気になり出して、結局着なくなる。
「おしゃれはTPOが大事!」とか言われるとさらに気になる。こんな田舎町で自分は何を夢見てるんだろう。

だって原宿系は原宿の街があるからこそ成り立つもの。六本木にいる人がおしゃれなのは六本木の街がおしゃれだから。
雑木林と牛小屋がある農家の一本道で原宿系の格好しても、そんな自分は好きになれない…。TPOが崩壊している。

むしろ、この状況でおしゃれになっていった同郷者はすごいと思う。

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さらに不幸なことに、私は「自分が着たい服」と「自分に似合う服」が月と土星ぐらい離れていまして、自分に似合う服は全く好みじゃなかった。
自分の体型や雰囲気を理解せずに着たい服に固執し続け、間違った方向の勉強ばかりしていたんです。

ちなみに、私が着たかった洋服の系統は、

こういう感じ。いわゆる森ガール。
CUTIEとかKERAとかZIPPERの青文字系。女の子らしくって可愛くってほわほわしている子猫のような小動物系。

だけど、似合うのは…

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こういうシャキーンとしたオフィス系スタイル。

 

f:id:santonikaku:20160108113717j:plain同じネコ科でも子猫じゃなくてヒョウだった。可愛いよりカッコイイ系の女性。うーん、見事にかけ離れている。

決して自分がカッコイイ外国人の美女だと言いたいわけではない。本当に信じて欲しいんだけど、私はアン・ハサウェイではない。

今でこそ、カッコイイ系の格好はありだと思えるけど、当時(10代)はただただ絶望感しかなかったのです。
だってこんな格好してる同級生いなかったもん。
それにこんな格好は大人になったらいくらでも出来そうじゃん。なぜピッチピチな10代なのにわざわざ大人っぽい格好をしなきゃならないの?

多感な時期ですから、好きな格好が似合わないなんて受け入れられないし、「今しか出来ない格好」にも未練タラタラ。
ではどうするかと言えば、似合わないけど着たい格好の服を探し出して、無理やり着る。

でもなんかちぐはぐで、合ってなくて、着たい服を着てるのに楽しくない。
おしゃれってなんだかちっとも楽しくない。
ずっとそう思っていました。

私にとっておしゃれは、楽しむものじゃなくて勝手に参加させられてるゲームでした。
ひたすら「ダサいと思われたくない」と守備に徹底するゲーム。
攻撃(批評)なんか一切できません。
不安と心配と弱気で、毎日「これで合ってる?」と誰にも聞けないタスクをこなしてるような。

そんな土俵に乗りたくないのに、出先で必ず勝敗をつけられ、人格まで決められ、挙句の果てに失笑される…
さらに「おしゃれは楽しまなきゃダメ」というファッション雑誌の圧力がかかり、楽しくないなんてとても言えない流れ…


嗚呼、おしゃれ女子が憎い。
「家にあるものテキトーに着てきただけだけど?」とか言うこじゃれた女が憎い。
こじゃれた女しか相手にしないショップの女店員が憎い。

このように、おしゃれに関すること全てに恨みつらみを吐く女になってしまった。

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しかし、これではいけない!と思い、数年前から徹底的に服のことについて勉強しました。
とは言え、日進月歩のファッションの世界ですから、全てを網羅するのは不可能です。

なので、「おしゃれとまではいかなくても、せめて普通になろう」と言う目標を掲げ、最低限のことだけ勉強しました。

その結果、ダサいを脱却するためのわかったことを挙げていこうと思います。

①憧れを捨てる

悲しいけど、まずはここから。
自分がしたい格好を考える前に、まずは何が似合うかを考えなければいけません。
順番を間違えれば、ただクローゼットがカオスになっていくばかり。

能年玲奈ちゃんみたいなほっこり女子に憧れても、実際のゴールはナオミ・キャンベルみたいな格好良い系かもしれないんですよ?その差は計り知れない。
私だって、自分のことを子猫ちゃんだと思ってたのに実はヒョウだった時のショックは大きかった。でも早く気付いていれば無駄な出費も時間もかからなかった。
現実とのギャップに気付くには早いに越したことはないです。財布に優しくするためにも憧れは一旦捨てましょう。

②自分の体のサイズを知る

自分の体のパーツを可能な限り測ってみましょう。
そして、日本人の平均サイズを知ることも重要。それによって自分の体が平均以下か以上かわかるからです。

日本のブランドはすべからく日本人の平均寸法を元に裁断されています。
商品によって多少の違いはありますが、自分の体のサイズに合うブランドを見つけておくと便利です。

ちなみに、私は股下は平均値なのに肩幅と手は異様に長いので、下半身は日本ブランド、上半身は海外ブランドのものを着ています。
今までは、全身好きなブランドで揃えてもなぜかちぐはぐだったのか、多少まとまるようになってきました。

③おしゃれテクニックは初歩の初歩から

重ね着や差し色に憧れても、私がやるとなんだかおかしい…、そう気付いてから、技量もないのにチャレンジするのはやめました。

かと言って、長袖Tシャツとジーンズだけでは地味すぎる。そういう時はせめて帽子をかぶるとか、アクセサリーを付けるとか、ベルトを目立たせてみるとか、試行錯誤するのですが、その際もプラス1に留める。やりすぎはしない。

色味のテクニックも危険なので、組み合わせに苦慮しないよう無難な色を集めておきます。
黒、紺、グレー、オフホワイト(白は意外と危険)、ベージュ辺りからスタートして、少しずつ足していく感じ。

要は、下手に高度なテクニックに手を出すなと言うことですな。
Lv1でボスキャラを倒しに行かない、が鉄則です。

④季節感と自分の体質を考える

「来週からはもうモヘアは着ない」
「暑くても半袖は今月まで」
このように、自分なりのルールを作ります。自分の体質(汗かき、寒がり)も考慮して、なるべく季節感を外れないようにしましょう。

ショップの店員さんほど敏感ではなくとも、ある程度の線引きは必要です。
色や柄やアイテムを上手に使いこなせる人ならいちいち考えなくてもうまくいくんでしょうが、Lv1は考えてコーディネートしないとね。

まぁぶっちゃけ、私はこれを考えるのが面倒くさくて、1年通して着られるコットン100%を愛する女になりましたがね。

⑤正のオーラを意識する

「これ、似合ってるのかな?」
「今日の格好は大丈夫だろうか」
と不安な気持ちで外を歩くと、その気持ちは見る人に伝わるものです。
どんな格好でも堂々としていれば、自然と背筋が伸びて素敵に見える。
自分から出すオーラが正か負かで一気に印象が変わるのです。私はそういう体験を何度もしてきました。

では、どうしたら正のオーラが出せるようになるのか。
それは、今の自分に分相応なものを着ること。
ちょっと背伸びして、普段着ないものを着るから自信がなくなるのです。普段ユニクロ・しまむらしか着ないのに、その日だけ伊勢丹で買った高級服を着るから自分で違和感を感じて負のオーラが出てしまうのです。

いい服を着たいならその分自分を底上げしなくてはいけません。
私も外出着は見栄を張るくせに、家では毛玉だらけのきったない部屋着を愛用していました。
その結果、外に出る時だけいい服を着てる自分に違和感を感じ、「ダメだ、私は何着てもダサい」と自己暗示をかけ、負のオーラを撒き散らしていたわけです。

評価とは、人から言われるのも自分で思うのも、ダメージはそんなに変わりません。
だったらせめて自分は「これでいいんだ」と思えるように、普段から自分の身なりを整えておけば、良いループを作ることが出来ると思います。

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いかがでしたでしょうか。
ここまでやって30代になった今も、おしゃれを楽しむ人にはなっていません。そして、「おしゃれを楽しむ」がどういうことなのかもいまだに謎のまま。
だけど何度も失敗を繰り返し、勉強代として何十万と支払い、学習学習の繰り返しでようやく普通になれるコーディネートがわかってきたのです。

「おしゃれを楽しもう!」と言える子にとっては、物心ついた頃から当然のようにやってきたことに、私は30年以上かけてようやくたどり着いたのです。長かった。

この先、死ぬまでにおしゃれを楽しめる人になれるのか。
それは誰にもわかりませんが、とりあえずコットンはずっと好きだと思う。 

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感想(2件)

ゴッホより~普通に~コットンが好っき~~~~~!!