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【漫画】私という人格を形成した漫画10冊を選んでみた

小窓です。
本日は、私の人格を形成した漫画を10冊紹介してみたいと思います。

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①鋼の錬金術師/荒川弘

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今日紹介する漫画は、ほとんど10代の頃に読んだものばかりですが、ハガレンは成人してから読みました。
そして心から感動した…。
ファンタジーの世界なのに大人の硬い心にもすっと入ってきた。それってなかなかすごいことだと思うの。
荒川弘さんの「働く女性観」もいいよね。イズミ・カーティスのはかりしれない母性と「主婦だッッ!!」も好きー。

Google検索で「はが」と入れると、「歯が痛い」より先に出てくるくらい国民的な人気漫画。
この作品には学校や社会では教えてくれない大切なことがたくさん詰まってると思う。それも説教臭くなく、架空の世界をモチーフにして、各々に読み取らせるようにしてある。
漫画って本当にすごい。勉強になることがいっぱいあります。

 

 

②ドラえもん/藤子・F・不二雄

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説明不要の名作です。
日本国民なら全員読むべし。教科書がわりに読めばいい。
正しいことや悪いことの境界線は人によって微妙に違うのでしょうが、ドラえもんを読めば大体の線引きはできます。(断言)
悪だから絶対悪、っていうわけではなく、テレビのジャイアンは悪でも映画のジャイアンは善とかさ、そういうのあるじゃん。

見方によって善悪が変わるし、考える力も養われる。
回によって態度が豹変するスネ夫や、ネズミやどら焼きが絡むと人格が変わるドラえもんなどを見て、柔軟性が身についたりすることでしょう。

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のび太だって、善じゃない。ドラえもんだって常に聖人ではない。
その中で、自分はどう思うかどうしたらいいと思うのか、自然に考える力がついていくんですよ。
いやはやすごいです。この漫画は本当にすごいんです。

 

 

③ときめきトゥナイト/池野恋

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少女漫画の王道、リボンっ子の王道、恋愛漫画のど真ん中。
世代的には鈴世・なるみ編なんですが、やっぱり蘭世編の方が好き。

しかし少女漫画の王道とは言っても、ヒロインの蘭世はいわゆる「お姫様タイプ」の主人公ではなかった。
なかなかうまくいかない恋愛と自分の正体(魔界人)に苦しみながら悩みながら、最終的には自分の手で幸せを勝ち取る根性を見せつけられました。

真壁くんがちらっとでも蘭世に優しいと嬉しかったなぁ~~。
あと、我が家には地下室がないのか親に聞いたり、地図帳で想いが池を探したりしたよね。あるわけないんだがね。

蘭世をひたすら甘やかすアロンが恋の相手、と言う漫画だったら、私のお姫様願望は今以上に強まっていたかもしれぬ。
真壁くんみたいなヤキモキさせるタイプとの恋愛漫画だから、女の子も待ってるだけじゃダメなんだと思えたのかも。

でもやっぱり、私はアロンも好きでー。
アロンがもう不憫でー。
真壁くんがめちゃくちゃかっこよくて太刀打ちできないだけに、アロンがーアロンがー。

だからフィラ王女が出てきた時はすごく嬉しかった。
「僕なんかどうせひとりぼっちだ」と荒ぶるアロンに「わたくしがおります」とそっと抱きつくシーン大好き。
その後なんやかんやでラブラブになったわけだけど、怒るとめっちゃ怖いから尻に敷かれてて、アロンに楽をさせない池野恋先生(笑)。

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ときめきトゥナイトは表紙も全部もれなく可愛かった!一番好きな表紙は7巻でした。
アロンのマントを掴んでるのはサンドなんだよー。「ばぁ!!」でおなじみのサンドだよー。

 

 

④こいつら100%伝説/岡田あーみん

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90年代のりぼんは神がかってた。
これがときめきトゥナイト(鈴世編)と同じ時期に掲載されてたなんて色々すごい。
同じリボンっ子の陰気な部分を笑いに変えてくれた伝説の漫画家・岡田あーみん。私もなにげにあー民なのですよ。

本当に彼女は鬼才でした。
セリフの1つとっても登場人物の表情もオチも何もかもが天才的。

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極丸が大好きだったなー。
表情一つ変えずに危脳丸の背中に切りかかって肉ぺろーんとか、お師匠様の頭に矢を放ったり家を燃やしたりやりたい放題だけど、(極丸なりの)理がしっかりあって毎回驚かされたわ。

この漫画のおかげで、生涯の親友とも呼べる友達を見つけることができた。
笑いのツボが同じで、あーみんきっかけで仲良くなった友達がいるのです。それってEジャンGジャン最高ジャン。

 

 

⑤ペケ/新井理恵

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この人もまた鬼才でしたなー。
都会の女子中高生がはびこる少女漫画界において、田舎の高校を取り上げてくれたのは嬉しかったな。(作者が田舎高校出身だったらしい)
都会の女子高生の電車通学とかおしゃれな制服とか、憧れはするけど共感できないんですよね。移動手段はチャリか徒歩しかないし通学路の田んぼとか普通だからな?

キャラクターが豊富すぎて紹介しきれないけど、一番好きなのは僕の保健室へようこそです。保険医の変態さ加減が超ツボだった。
最初は女子高生狙いだったのに、途中から老若男女なんでも良くなっちゃって、性の多様性を学びました。
岡本夢路とルイルイも好き。
タイトル横のほっそいスペースに書かれる格言めいたものも好きだった。

あの小さなコマに集約された新井先生の世界観に慣れすぎているので、大きなカットで新井先生の絵を見るといまだに違和感が…。
ペケの沼は暗くて深い。

 

 

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⑥伝染るんです/吉田戦車

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初めて読んだ時の衝撃と言ったら。
こんなにめちゃくちゃな4コマなのに読後のスッキリ感がえげつない。キャラ設定も倫理もぶっ壊れてて清々しい。

カエルくんはなぜヤンキーなのか。
子供はなぜ子蛙なのか。
おたまじゃくしは?って聞いても答えてもらえないかっぱくん。
そんなかっぱくんに若々しさで大敗しているかわうそくん。
そんなかわうそくんのそばに無言で張り付く黒い熊。
クリーム好きのお通りだぜ…くっくっくっと笑うスズメたち。
ぶぶぶぶぶと飛んでいくカブトムシの斉藤さん。

吉田戦車は一体どういうところからヒントを得ているの。
aikoの「カブトムシ」を聞くとどうしても斉藤さんが出てきて感情移入できないんですけどどうすればいいの。

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キャラの中ではダントツにしいたけが好き。
しいたけを嫌う者に対して暴力的で悲観的なしいたけが愛くるしい。
彼は、愛を注げばとっても優しいしいたけなんだよ。おばあちゃんの墓参りに行くような良いしいたけなんだよ。
「誰でもいいから殴ってやろう」なんて考えるようになったのは嫌われたからなんだよ。わかってあげてほしい。

この漫画から学んだことは、世界の広さ。
こんな奇妙奇天烈な漫画(私は大好きだったけど)が世に出ていて、一定の評価を受けていることに衝撃を受けたんです。世の中にはこういう笑いを求めている人もいる!私だけじゃなかった!と驚き、価値観の幅広さを痛感した漫画でもあります。

 

 

⑦おいしい関係/岩館真理子

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槇村さとる先生じゃない方です。岩館真理子先生です。
初めて読んだのが小学生の時。母親に連れて行かれた美容院の待合室で読みました。
当時の私からするとだいぶ大人の物語で、感情移入もできないはずなのにスイスイ読んでしまって、なんだかすごくときめいた思い出があります。

漫画なのに絵画を眺めてるような感じ。
叙情的と言うか感情だけで動くと言うか、理論や計算なんてなくて、ただ今の感情を口に出している。
何も書かれていない空白のコマ(間)に全てが込められている。何も説明しないのに登場人物たちの心情がわかる。映画のように優雅な漫画でした。

恋愛の機微みたいなものが小学生にわかるはずもないんですけど、なんか心を打つものがあったみたいです。
感受性が強まったのはこの作品が影響しているかもしれません。

おいしい関係 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)

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⑧ハッピーマニア/安野モヨコ

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高校生の小窓さん、人生で初めてジャケ買いを体験。
安野モヨコ先生の名前も知らず中身も読まず、表紙の絵だけで買った漫画でした。
それがこんなにも生涯大事にとっておきたい漫画になるとはね。一番運命的な出会い方だったかもしれません。

しかし「ときめきトゥナイト」で育った子が「ハッピーマニア」にハマるとは…、女の子ってスリル、ショック、サスペンス。
名言がたくさんあった漫画ですが、よく友人と使っていたのは
「尿~~~~」
「これは失神です!」
「服を買いに行く服がないのよ!」
とかな。

私は基本ネガティブなので、ほっとくとどんどん暗い方向に転がり落ちていってしまうんですが、いつも心にシゲカヨを置くことで辛気臭くならず明るい恋愛期を過ごすことができたと思う。
落ち込んでる暇がないし、立ち止まったりする理由もない。ひたすら前へ!と言う超ポジティブ思考を植え付けられました。

 

 

⑨ピンクなきみにブルーなぼく/惣領冬美

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小学生の時に友達のお姉ちゃんが持っていて借りて読んでハマった。
毎日のように借りに行っていたら「そんなに好きならあげるよ」と言われてちゃっかり自分のものにしてしまった思い出深い漫画です。←買えや。

全力でふざけることの心地よさを教えてくれました。
とてもシリアスな絵柄が特徴的な惣領冬美先生なのですが、この漫画に関しては全編ギャグ満載で登場人物が全員ふざけまくってる。
でもヒロインのなずながものすごく可愛くて、ちゃんと恋愛のツボも抑えてあるのがさすがです。

稲刈くんもいい男だけど、私は糸井先生が好き。
あんなふうに真面目な顔して馬鹿をやってくれる大人が大好き。私の年上好きはもう始まっていたね。

あと、ヤクボ校長先生!最初はまだまとも(?)だったのに、どんどん言動と等身がおかしくなっていった。
キャロットの診察をして
「彼女の病気は今の医学では到底治せない……、こんな病魔が彼女を襲っていたなんて……っ、……彼女の病名は………、仮病だ
と言うシーン、腹がよじれるくらい笑ったわ。(セリフはうろ覚えです)

 

 

⑩なんて素敵にジャパネスク/山内直美(原作/氷室冴子)

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いまだに定期的に読んじゃう。大好きな漫画です。
人妻編も大好き。瑠璃姫はブレないねぇ。

史実に忠実なノンフィクション作品ってわけでもないのに、読んだ後は平安時代に妙に親近感をもってしまって、歴史と古文の成績が上がったのよ(笑)。
だってわかりやすいんだもん。恋愛ネタが主だけど、政治的要素も多分にあって本当に勉強になりました。
前半は元気に走り回る瑠璃姫が、吉野の君との出会い後はふさぎこんでしまって、読んでる方も苦しかった。
なかなか京に帰れない瑠璃姫を説得する守弥とのシーン、大好き。

だけど、男として選ぶならやっぱり高彬っすね。
若い時は鷹男がよかったけど、年を取ると高彬しか考えられなくなった。何の話だよ。

 

 

漫画が作る自分のオリジナリティ

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全体を通して、少女漫画が多いですかね。
あーみんも一応少女漫画だし、ペケも少女漫画……だよね???

やっぱり、子供時代に読んだものが大半を占めます。脳が柔らかい時に受けた影響は計り知れないのです。

正直漫画って、後で読み返したらくだらなくて恥ずかしくて、こんなのを真剣に読んでた自分にたまげたと言うものもあります。その時代のその時の自分だからこそ共感できただけで、成長と共に必要なくなったりもする。
でもここにあげた10作は、いつ読んでも同じ気持ちで大好きなテンションで読める。自分を育ててくれた教科書なので、特別なんです。

他にも影響を受けた漫画はたくさんあるんだけど、人格を形成したと言い切れる漫画はこの10作品ですね。
大体、私はこのような人間です。