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【妄想】「千と千尋の神隠し」を芸能界の枕営業にあてはめたらしっくりきた件

映画 芸能・ニュース

小窓です。
本日の記事は、私の勝手な妄想が入りまくりです。

 

千と千尋の神隠し [DVD]
「千と千尋の神隠し」は、今さら私が説明するまでもないジブリの超名作映画です。とても不思議な世界観の中で、ごくありふれた人間の少女・千尋が成長を遂げる物語。

初めて見た時はそれ以上の感想も無く、すごい世界を描く人だなぁと改めて宮崎駿と言う人物を尊敬したものです。

ただ面白かったけど、この映画の意味はよくわからなかった。ただキャラがいい。面白い。見ごたえがある。そう思って見ていたけど、宮崎監督が伝えたかったことはわからなかった。 

 

しかし最近、とあるタレントさんが新興宗教に出家するという理由で、事務所を辞めるニュースを見て…
さまざまなニュースサイトや掲示板などで感想を見ている内に…
この「千と千尋の物語」が私の頭の中に別の意味を持って浮かんできたのです。

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映画に込められた枕営業の描写

そもそもこの話が性風俗産業の話だというのは、宮崎監督自身が公表していることのようですが、よりリアルに具体的に「芸能界の枕営業」に絞って分析してみました。そうしたら、長年わからなかったこの映画の意味が、自分なりにものすごくしっくりきたんです。

 

  • 千尋→芸能界に憧れる少女

映画の場合では芸能界(非日常)に憧れるというよりは、親の都合で日常が変化したことに不満を感じている印象。幼くて世間知らず。

 

  • 両親→家族

千尋が最も頼れるものであり、一番守りたいものの象徴。ブタにされたのは「家族=人質」を暗示している。本人たちはややミーハーで、特に父親は後先考えず行動するタイプ。母親を冷たく描いたのは、千尋の自立(芸能界での成功)を願う利己的な母親像を描いたためか?

 

  • 千尋と両親が踏み込んだ世界→芸能界

芸能界、特に枕営業が蔓延する舞台を意味している。

 

  • 湯婆婆→事務所の社長

本名を預かり低賃金で働かせる。絶対的権力を持ち、ヤリ手で金を稼ぐ才能はあるが、人を労働力としてしか見ていない。

 

  • 油屋→芸能事務所

派手で景気よくやっているように見えるけど、実際にそこで働く人は人間としての尊厳を保てないような事務所。

 

  • リン→事務所の先輩

千尋にこの世界(芸能界)での立ち居振る舞い方を教える。いつか電車に乗って海の向こうの街に行く(独立する)ことを夢見る。

 

  • かま爺→業界を良く知る年長者

千尋(新人)に対しては優しく接するが、長く業界に染まっているため上司(湯婆婆)への反抗心は無く、この業界でしか生きられない哀愁を感じる。

 

  • 坊→社長のお気に入り

社長の身内。生まれながらにして寵愛を受ける人物の象徴。「おんもにいくとびょうきになるんだぞ」と教えているのは、外の世界を見せないことで自分に都合良くコントロールできるから。

 

  • ハク→幼い頃の「夢」の象徴

夢は憧れだった芸能界に入ること。そこで地位は得たものの、表情は死に、感情は消え、どんどん冷たい人間になっていく。ハクが千尋にだけ優しいのは、昔の自分を見ているから?千尋もハクの存在を常に意識し、ハクが傷つくと自分までもが辛いと感じるのは、夢が汚されていくことの嫌悪感から。

 

  • カオナシ→人間の欲望を擬人化

油屋にいなければ(欲望を覚えなければ)優しい存在なのに、一度手にした欲望はその身を太らせ醜くして、自分自身も身動きが取れないほどの怪物にしてしまうと言う暗示。

 

  • 八百万の神→枕営業の接待相手

油屋の風呂で体を拭いたりするおもてなしをする。中には体が油まみれだったり異臭を放つ神(客)もいる。千尋のように特別に気に入られれば多額の金(CMやドラマの契約)が入るので、絶対服従が当たり前。

 

  • 苦団子→パトロンからのお手当

映画の中では、千尋は神様の体から粗大ごみを引っ張り出したが、あれを接待とカウントするとして、あの神様は顧客の中でも相当の資産家で、個人的に千尋を気に入ったので特別なお手当(湯婆婆にピンハネされない資金)を渡したと予想。その象徴がハクを危機から守った苦団子だった。

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  • 銭婆→良心的な業界人

油屋に住むものは銭婆婆を「怖い人」「あそこに行ったら帰れない」と言っているが湯婆婆に洗脳されている可能性もある。他の事務所に移籍しないよう「あそこはうちよりもっと待遇がひどい」と脅しているのかも。千尋が銭婆のところに向かうのは、事務所の独立か引退を決意する過程を意味しているのでは。

 

  • 銭婆が住む家→良心的な事務所

見た目は質素で地味に見えるけど、実際は良心的で潔癖な事務所だった。細々とやっているけれど、タレントのことを常に考え、本来のやりたい仕事をさせてもらえる場所。

 

  • 魔女の契約印→弁護士、法的な力

これを銭婆のところから盗んだ(法を犯した)ハクはひどい目に遭わされる。幼い頃の夢が事務所の圧力によって摩耗する様子が伺える。そして法を犯すものは罰せられることを暗示しているともとれる。千尋がはんこを返しに行ったのは、法的な力を頼る意味もあったのでは。

 

  • 守りのまじない→暴力

湯婆婆がかけたまじないは…、書きたくないけど暴力関係者と言うか、タレントの行動を封じ込める見張り役だったのでは…。
それを踏み潰した千尋は、どれだけのことをしたかイマイチわかっていない様子だったけど、おそらく銭婆が笑い飛ばしたところを見ると、「たまたまマヌケな見張り役だったから最悪の事態を免れた」的なニュアンスを感じる。

 

その他の気になる描写

  • 銭婆と湯婆婆が同じ容姿なのは、あの世界の中では善悪が見分けにくいことを意味しているのでは?そして銭婆の「二人で一人前なのに気が合わない」と言うセリフは、人間の中にある善と悪は共存できないという意味?

 

  • 千尋が電車に乗って銭婆のところに向かうシーンは、言葉では言い表せないような圧倒的な孤独とそれに物おじしない千尋の決意を感じさせる。そしてたっぷり時間を取ってあのシーンを見せているのも、独立・引退を決めるまでの不安や先への希望を表したかったのでは?

 

  • 最後のハクの「決して振り向いてはいけない」と言うセリフは、「この世界に未練を残すな。どの事務所も見るな。まっすぐきっぱり引退するんだよ」と言う戒めにも思える。

まぁ多少、無理やりこじつけたところもあるけれど、考えれば考えるほど、業界の枕営業を表現している映画に思えてくるんですよね。

特に電車のシーンはこのまま進めば死ぬのでは…と思わせるような描写もあったり…、底知れない恐怖を感じてしまう。

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とある女優たちの抵抗

これに気づいたきっかけは、S水F美加さんの独立騒動で、同事務所に所属していたN年R奈ちゃんのことが思い出されたから。
事務所を辞めたいと言った際、本名を奪われてしまった彼女に今また注目が集まっている。

これに対して、

事務所は湯婆婆かよ

と言うコメントを見つけ、じっくり考えてみたら、あの映画に出てくるキャストすべてがそう思えてきました。
N年ちゃんは銭婆のところに逃げ、S水さんはトンネルの向こう側に戻るように必死で抵抗したんだろうな…。

 

あくまでも私の妄想ですけどね。

 

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宮崎監督の想い

宮崎駿監督がどういう気持ちでこの映画を作ったか、私はジブリの熱烈ファンでもないので本来の意味はわかりません。

ただ、もし…
もしですよ。
私の妄想通りだったら、なんと壮大なメッセージであったかと震えるわけです。そしてこの映画を絶賛していたマスコミ、芸能事務所たちはなんて悲しいピエロなことか。それとも気づきながら苦笑していたのかな。

 

今も昔も、宮崎駿監督と言えば誰もが一目置く天才で、確実にエンターテイメントの世界では権力を持っている。この「千と千尋の神隠し」は公開される前から、すでに期待値も高く、大勢のファンや業界関係者の間で話題になっており、公開後は日本だけでなく世界にも飛び出していく名作映画になりました。

でも、もっともシンプルなメッセージは何だったのか。
宮崎監督は、「10歳の少女に見せたくて作った」と言っているけれど、一体何を伝えたかったのか。

その子が将来どんな業界に進むとしても、必ず闇がある。表側は油屋のようにキラキラ輝いていても、裏は決して綺麗なことばかりではない。いつか子供たちはそういう世界で生きていく。そこにとどまる術を身につける。

でも深く傷ついた時は、千尋のように勇気をもって外に助けを求めてほしい。
狭い世界で言いなりになってはいけない
ということを伝えたかったんじゃないかな。権力が蔓延る業界に…と言うより、その業界に憧れる少年少女たちに警鐘を鳴らしたかったんじゃないだろうか。

 

あの名作にこんな生々しい解説をつけてしまってすみません。でも、今の時代だからこそ私はそう感じました。

今の芸能界は腐っている。
お腐れ様ですよ。
まともな人は、逃げ出します。それをよってたかって悪者扱いするテレビも腐ってる。

つまり何が言いたいかって言うと、S水F美加さんやN年R奈さんの将来が明るいものになるよう、願ってやみません。がんばれ。