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暇つぶしになる記事があればこれ幸い。

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【相棒15】第16話「ギフト」感想

小窓です。

野間口徹さん、再び!!
今回の相棒を見る前に、改めて北一幸が初登場した事件、Season14の第12話「陣川と言う名の犬」を見返してみました。

この話は「陣川君の恋愛」と言う目線で進んでいったんだけど、それがぶった切られるくらい恐ろしさを放っていたのが彼だったのです。

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死期が迫っていた北一幸は連続快楽殺人犯として、過去に7人の女性を殴った後に顔面を切り付け殺害したと自供。ただ最後の被害者である矢島さゆみ(黒川智花)だけは、彼女に個人的な恨みを持っていた生木拓(草野イニ)が殺害。
その現場に居合わせた北が、真犯人である生木に「自分と同じ匂い」を感じ、一種の共犯関係になる。生木を逃がし自分の犯行に見せかけるために、矢島さゆみの顔を切り付け現場に指紋を残すなど偽装工作したが、右京さんの推理で真犯人・生木は逮捕される。北は6人の殺害と1人の死体損壊、犯人隠避の罪に問われた。

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でも私、この話あんまり好きじゃないや。
陣川君が復讐に走る展開も嫌だったけど、何よりも陣川君の片思いの相手である被害者(矢島さゆみ)が好きになれなかった。男に媚び媚びだし、別の客の愚痴を平気で陣川くんたちに話したり…、こんな計算高そうな奴に陣川君をやれるか!!
正直、そんなに感情移入できなかった回なのでね。まぁその辺のことは前回の記事にも書いたんですけどね。

前回の感想→【相棒14】第12話「陣川と言う名の犬」感想 - 70%

この脚本なら、北一幸目線で進んでいった方が面白かったのではないかとすら思ったので、それを実現した今日の相棒はすごく楽しみだったんです。

前置きが長くなりました。本日の感想はこちらです。

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ゲスト:野間口徹 松尾諭
脚本:真野勝成
監督:内片輝
相棒season15・テレビ朝日

まさかSeasonをまたいで復活するとはね…。タイトルもまた意味深な「ギフト」…。

今回は彼が見張りの刑事を殺害し、脱獄したところから始まりました。
まるでどこかの浅倉禄郎みたいなことを!( ;m;)そう言えば浅倉さんも連続殺人鬼で被害女性は売春婦ばかりだった。似てる。

でも、今回の北一幸は「人のために罪を犯すことに喜びを覚える」殺人鬼。その辺りが今までに出てきた猟奇殺人犯とは違う。

人を殺すには犯人なりの動機があります。だけど、快楽殺人や愉快殺人は、ほぼ100%精神鑑定にかけられる。常人には理解しがたい動機だからです。

彼らには常人には見えないものが見えているんでしょうか。だから右京さんには、彼の行動パターンが手に取るように分かったのかも。

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北一幸(野間口徹)は余命が決まっていた。最後の時間は自分を理解しようとしている女性と、自分に似た匂いを感じた1人の刑事に捧げた。
北と有村みなみさんの歪んだ愛はどう考えても理解できないけど、彼にとっては使命であり生きる意味だった。有村みなみさんが美しさを隠すような格好をしていた理由は、北は「私たち夫婦の秘密です」と言っていたけれど、おそらく肉親か男性からの性被害にあったからではないかな…。だから自分の命も軽く見えていた。どうせなら愛する人によって殺されたいと思うようになったのでは…。想像ですが。

私、心理学を勉強していたので、海外の猟奇犯罪サイトなどを良く見るんです。こういう犯人は自分が決めた筋を必ず通すものですが、その決意は人間関係の構築で揺らぐことが多いです。相手は女性であったり家族であったり看守や弁護士であったりさまざまですが。

冷徹なロボットのように犯行を続ける北ですが、私はSeason14の時からずっと彼に哀愁を感じている。

存在するだけで人に嫌われる害虫みたいな人間

と自分を称し、さらに短命な自分の人生をどこか達観しているような目。この世に必要悪があるとするのなら、北のような存在なんでしょうか。もちろん、右京さんも伊丹さんもそんな道理は決して許さないけどね。

「この手の犯人には言っても無駄だ」としないんだよね、右京さんは。右京さんもいつも対等だ。

 

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私は今日の相棒を見て、いじめと言う名の校内犯罪を考えた。加害者側にはわかるはずもない被害者の痛み。何年も何十年も経ってから自分に返ってくるなんて想像もしてないかもしれないけど、いじめをすることは自分の将来に地雷を埋めることと同じ。いつか復讐されるかもしれないのだから。

もちろん、北のやっていることを肯定はできません。
でも「因果応報」と言う言葉もあるので…。彼らが塩崎刑事を侮辱したりしなければ、殺されることも狙われることも無かった。

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重くなってしまったので少し話題を変えましょう。
犯人からまさかのイタミンご指名で、ウェイウェイウェイウェイウェイ!!!←?

いや~、久しくこういう展開無かったよね?
あえて言ってませんでしたけど、Season15に入ってからイタミンの見せ場が少ないことには気づいてましたよ。あえて言ってなかっただけだからね?気づいてたからね!?

イタミン宛てに遺体入りの冷蔵庫が届いちゃったり…、うーん、こんな相棒久しぶりだね。やっぱりイタミンは変な人から好かれる独特の癖がすごいんやで。

伊丹さんは、正義感の塊なんだよ。
「あんな奴の言うことはわかりたくもねぇ」と言いつつも、犯人の気持ちを何とか探ろうとする。伊丹さんの刑事としての矜持がそうさせる。
最後、北に向けて放った

「楽しみの代償は、てめぇの命になるからな!」

と言う言葉、胸に刺さりました…。いや、私に刺さっても仕方ないんだけどね…。

 

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「性格の悪い人間同士のファーストコンタクトが気になる」と言う冠城くんもなかなか性格悪い。

この弁護士さんも警察嫌いなのか。
この人もまた出てくるんじゃないかしら。会話の98%を覚えていられる警察嫌いの弁護士…こんなキャラの濃い人一度で終わっちゃうのもったいないよ。連城弁護士役の松尾諭さん、覚えとく。

 

つーか、陣川君が海外に行ってる!?
初めて聞いたよ!想定外だよ!ロンドン市警に研修って何!?警視庁ってそんなこともやってるの?

調べたら、東京とロンドンは友好都市として繋がっているから、ありえない話ではないね。ただ、舛添さんの時の話だから今は知らないけど、右京さんの住んでる東京は、ロンドンが友好都市なんだろう。

元気そうで何より…。前回の心の傷は少しは癒されただろうか…。
ロンドンでもハンドリングワーニング(取り扱い注意)と思われてるなら、早く帰っておいでー!(笑)また元気な陣川君が見たいよ。